価値観が多様化する現代、
「生きていく力」を身につけてほしい。
子どもの豊かな知性・感性を育てたい。
そんな保護者様の間で、習い事教室として
「お絵描き教室」が注目されています。
- 脳科学や幼児教育の専門家が注目!お子さんの脳と心の発育に重要な「視覚」に訴えかけます。
- 私学幼稚園や中高一貫校の「アート思考」が国語・算数・理科・社会などの
受験対策として注目!
一般科目すべての土台をつくります。
- 親と子のサードプレイスとして注目!作品制作を通じて、こどもの自己表現、親子の相互理解が
進みます。
こどもの知能で最初に発達するのは「視覚」です。
絵本や図鑑でこどもたちの好奇心を伸ばし、第2の脳といわれる「手」を動かしてクリエーションすること。また、ねばり強く作品を創り上げる「忍耐力」を養うこと。この2つが、こどもの脳と心の発育においてとても大切です。
〈参考文献〉
瀧靖之(2016)『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」に育てる究極のコツ』文響社
池谷裕二(2017)『パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学』クレヨンハウス
難関校の受験では図形、空間、立体を想像しながら解答する問題が増えてきています。また、実際の授業では、科学、技術、工学、
アート、数学を複合的に学ぶ「STEAM(スティーム)教育」と「アクティブラーニング」が取り入れられています。
こどもたちは「知る」ことと「創る」ことで、自分から積極的に学んでいくことを求められます。
アートの力で算数の苦手意識を克服
近代絵画の父、ポール・セザンヌは「すべての自然を円筒・球・円錐で捉える」という考え方で油絵の画面を構成していきました。また、江戸時代の浮世絵絵師・葛飾北斎は、遠近法を細かく数値化して記した教則本を書いています。
さらに、アートの世界でよく使われる「光の三原色」の考え方は、光は色を重ねていくと最終的に白になる(=足し算)です。その一方で、絵の具は色を重ねていくと互いの色を消しあって黒に近い濁った色になる(=引き算)だと考えられています。難しく感じられる算数も、アートを通じて遊びの一環で親しんでいくことで苦手意識も克服できるようになります。
〈参考〉
教育情報誌『パリエ』2016年冬号 アートゼミ代表・高橋昌人インタビュー
医学の分野でもアート思考が必須!
岡山大学では、2017年から医学部医学科の学生にデッサン教室を開講しています。観察力や表現力を磨くことで、絵を交えて手術法を患者に説明したり、記録したりする際に役立てる狙いがあり、新たな医学教育として学内で定着しつつあります。医学と関連した名画の鑑賞や、学生たちが選んだ絵画・彫刻の制作意図などを討論する時間もあり、「作品とじっくり向き合うことで患者の内面をくみ取り、共感する力が培われる」と高評価を得ています。
アートを学ぶことは、私立受験に向けて一般科目を学ぶうえでの土台になるだけでなく、さまざまな専門分野の教育にも役立てられています。
〈参照〉
山陽新聞(2019年6月5日号)
「医学生表現力養成でデッサン学ぶ 岡山大が教室」
http://medica.sanyonews.jp/article/11260/
朝日塾小学校、就実小学校のアフタースクールでも
アートゼミの講師が出張授業を行っています
習い事としてお絵描き教室を選ぶことで、予想していなかった多くものを得られたという保護者様の声をよく聞きます。
それは、作品制作を通じて親子の相互理解が深まったり、お子さんが社会との接点を見出したりできるからです。
アート作品には、作者の感情・思考・個人的経験がつまっています。過去の名作からそれを紐解いたり、お子さんの作品から今の気持ちを読み解いたりすることで、親子の相互理解が深まります。そして親子で作品制作をすることで、親御さんも自分を解放し、心の落ち着きを得ることができます。自宅でも職場・学校でもない、自分にとって心地の良い時間を過ごせる第三の居場所「サードプレイス」。お絵描き教室は、まさに親と子にとってのサードプレイスの役割を果たしています。
〈参考文献〉
アネット・ショア(2018)『子どものアートセラピー実践ガイド』金剛出版